天王崎総合病院資料室


本資料では、天王崎総合病院にて実施された治験成分記号i-call01及びそれに連なるリード化合物の資料を一部記載する。

 

 

 

本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任は天王崎総合病院及び治験責任医師にあります。

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用語 用語の定義
イーコール  治験成分記号i-call01及びそれに連なるリード化合物を指す
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イーコールの開発に用いられた不稔性の植物。青い花弁が特徴。

姫川医師により開発。

〈i-call01 第一相臨床試験002 報告日誌〉

 

イーコールを投与した被験者の殆どが三日もしないうちに意識を回復した。
目立った後遺症もなく、穏やかな日が続く。
特筆するべきは、被験者の精神状態が極めて安定した状態にあることだ。
中には精神的に追い詰められて自殺未遂を起こし、植物状態になった被験者も存在した。

それがどうだろう。そんな素振りはみじんも感じられない。

 

良い兆候だ。


引き続き、被験者との穏やかな交流が続く。
あたたかな空気がフロア内を流れているのがわかるくらいだった。
入院期間が終わり、通院の段階になった。被験者たちは帰宅し、引き続き通院しながら経過観察を行う。

【起源又は発見の経緯】

 

難治性または原因不明の脳死状態及び植物状態の治療薬として開発を進めた。

 

【臨床試験の経緯】

 

第一相試験

 

植物状態及び脳死状態にある被験者を対象に16試験を実施予定、現在8試験を終了。

現時点でのi-call01を投与した際の安全性、忍容性、薬物動態及び薬力学は良好、これらを評価した。

 

 


 機密資料

左記の資料は当治験の結末と過程を記録した資料となる。

機密保持のため、閲覧の際は細心の注意を払うこと。

当資料室でのみ閲覧可能。持ち出しを固く禁ずる。

 研究資料

左記の資料は機密情報となる。

正確な記録を把握するため、当治験の詳細な情報を読み込めていない段階での閲覧を禁ずる。

当資料室でのみ閲覧可能。持ち出しを固く禁ずる。